どうも、れお(@reolog_life)です。夫婦2人暮らしのインテリア好きミニマリストです。
本日のテーマは・・・『ミニマリスト向け|友人や家族の断捨離お手伝いマニュアルを紹介』です。
本記事は部屋が片付いているひと、ミニマルライフを手に入れている人向けの記事です。
自分の部屋は綺麗だ!ミニマルだ!と胸を張って言える人には・・・
〇〇の家っていつも綺麗だよね!うちの家の断捨離も手伝ってよ!
と『断捨離のサポート』をお願いされる事ってミニマリストの方ならよくある光景です。
ただ自分の事じゃないからサポートできるかわからない・・・というノウハウはあるけど自信がないということもあるかと思います。
本記事では
- 断捨離を始める前の事前準備
- サポートをする際にやってはいけない事
- こうすればもっとスムーズにサポートできたな〜という失敗談から学んだ事
をサポートする断捨離上級者さん向けに『断捨離サポートマニュアル』をご紹介していきます。
筆者がどんなミニマリストか?気になる人は・・・
上記記事で『筆者のミニマリズムの事』を全てまとめているので、ぜひチェックしてみてください。
Reo
Minimalist / Blogger / Photographer
- 30歳ミニマリスト夫婦2人暮らし
- サーフィンとカメラと旅と
インテリアとアウトドアが趣味
ミニマリスト・断捨離上級者向け|友人や家族の断捨離お手伝いマニュアル
もし友人や家族の断捨離お手伝いの際に役立てていただければ幸いです。
本記事は下記のステップで解説していきます。
マニュアルの目次
- 断捨離を始める前の事前準備
- 断捨離に必要なものを予め準備する
- 現状の悩みや問題点、生活スタイルをヒアリングする
- 問題点や改善点を伝える
- 理想の状態やゴールを擦り合わせる
- 断捨離の手順
- 不用品置き場を先に確保する
- 断捨離を円滑に行う為のルールを共有する
- ★サポートの際やってはいけない事を把握する(自分用)
- 『断捨離マニュアル』の流れで断捨離を開始
- 整頓と収納を行う
- 断捨離終了後のアフターサポート
- 片付いた部屋を写真に残す
- よりよくする為の改善点を共有
- 定期的に状況を確認してあげる
以降はお手伝いさんを『サポーター』・お手伝いを受ける友人や家族のことを『依頼者』と呼びます。
第1章:断捨離を始める前の事前準備
自分の家の断捨離はいつでもできますが『断捨離を手伝う』という事は、手伝える時間に制限があるという事です。
限られた時間の中で目に見えた成果を出すには、断捨離前の準備がとても肝心になります。
エイブラハム・リンカーンの名言
このように準備の重要性を説いています。
一見手間に見えますが、準備次第でかなり断捨離が円滑に進むのしっかりと準備を行いましょう。
1-1:断捨離に必要なものを予め準備する
断捨離時にあると良い物は下記の通り
- 大きめのゴミ袋
- 粗大ゴミシール
- 新聞紙
- ダンボール
- ハサミ
- 輪ゴム
- 軍手
- 雑巾や掃除機
上記のアイテム類は断捨離中に使う事が多いアイテムです。
なくても断捨離はできますがサッと使える場所に予め準備しておく事がおすすめ。
マストなのは『ゴミ袋』だけですが、なるべく他のアイテムを準備しておきましょう。あるとかなり便利です。
1-2:現状の悩みや問題点、生活スタイルをヒアリングする
まずはお手伝いする依頼者の現状を把握する事から始めるのがおすすめ。
ヒアリングの内容
- その人にとって必ず必要なものをおおよそ把握する事
- 物が増えてしまう原因の特定
- どんな部屋を理想としているか?
- 暮らしの事でどんな悩みがあるのか? etc…
要は『なぜ依頼者が断捨離をしたい!』と思ったのか?モチベーションの源泉を把握する事が重要です。
これが明確だと、応援しやすくなります。
また依頼者にも『目的を明確に認識してもらう事』も大事なんです。
みたいな事もあるので、ヒアリングは丁寧に行なって『依頼者の温度感』を把握するのも目的の1つです。
1-3:問題点や改善点を伝える
ヒアリングした内容を元に自分たちの経験から、
- 物が増えてしまう原因を伝えたり
- 減らせる物、多すぎる物を提案したり
- より物を減らす為にできる事を提案したり
おおよそでも良いので『依頼者に問題を認識してもらう事』から始めましょう。
根本の原因を改善する事で、断捨離後もスッキリした部屋を維持する事ができます。
依頼者のライフスタイルに応じて、問題点と改善点のアドバイスをしましょう。
1-4:理想の状態やゴールを擦り合わせる
- 断捨離をする目的の明確化
- 現状の悩み・問題点の把握
- 問題点の改善方法
以上を踏まえて、許される時間の中で『どんな部屋にするか?』『どのくらい物を減らすか?』を
サポーターの何よりの目的は『1人でも断捨離できる状態まで育ててあげる』事です。
個人差はありますが、中には『物理的に1日ではどうしようもない量の物を持っている人』もいます。
なので・・・
依頼者に『あとは1人でもできそう!』と思ってもらえたのなら、まだ片付いていなくてもほぼゴールしたと同義と捉えてOKです。
『片付くことより、1人で今後も断捨離できそう!』と思ってもらう事がサポーターのゴールです。
第2章:断捨離の手順
第1章で断捨離の準備ができたのなら、ここから『より断捨離を円滑にする為のサポート』について解説していきます。
後述しますが、再認識すべきは『これから断捨離するものは”自分の持ち物”ではない』という事です。
他人の持ち物だからこそ、より親身に一緒に悩んで上げて、背中を教えてあげる事が重要です。
2-1:不用品置き場を先に確保する
具体的な断捨離に着手する前に、まずは不用品を置くスペースを先に確保しましょう。
『そんなスペースが無い場合』でも無理矢理作りましょう。
今から大量のゴミがでるので、不用品置き場は必ず準備しましょう。今乱れても後で片付ければOKです。
またこのスペースがあると『“手放すか悩み中の物”“置き場』としても活用できるので必ず準備しておきましょう
2-2:断捨離を円滑に行う為のルールを共有する
限られた時間の中で目に見えた成果を出す為に『断捨離を円滑に行う為のルールを共有する事』はかなり重要です。
断捨離中一番時間を取る原因は・・・
『捨てるか迷う事』より『久しぶりに出会ったアイテムを懐かしむ時間』の方が長いんです。
あくまで僕の経験上ですが、コレに時間をとても取られます。
予め共有したいルールは下記の通り
- いちいち思い出に浸らない
- 捨てようか10秒以上迷ったら『”悩み中の物”置き場』にとりあえず置いて後で考える
- 断捨離の目的を忘れない
- いつか使う・もったいないはNG
- ”高級品・新品・くたびれていない物以外”を誰かにあげるはNG
- いろんな場所を同時並行断捨離するのはNG(1箇所ずつ終わらせる)
- 何年も使っていなかった事をちゃんと認識する
以上のルールを徹底して行うようにしましょう。
サポーターの役割は上記のルールを毎回思い出させてあげる事です。
詳しくは下記記事をご覧ください
2-3:★サポートの際やってはいけない事を把握する(自分用)
第2章冒頭でも述べましたが、再認識すべきは『自分のモノではなく、他人のモノ』であるという事です。
自分の物なら自分で判断できますが、他人の物はそういうわけにはいきません。
なのでサポートをする際は下記のやってはいけない事をちゃんと把握しておきましょう。
サポートの際にやってはいけない事
- 自分の物差しで『必要or不必要』をはかる
- 勝手に捨てる(明らかなゴミでも必ず確認をとる)
- 1つ1つに依頼者の思い出がある事を忘れる
- 最終的な判断は依頼者にあるという事を忘れる
- 自分ができるのは『背中を押す事だけ』という事を忘れる
- 親身になって考えない
- 部屋が汚い事をネタにする
依頼者との関係性を崩さない為にも上記のルールを徹底して行いましょう。
その違いは“どれだけ親身になって考えてくれたか?の差”にあると思っています。
2-4:『断捨離マニュアル』の流れで断捨離を開始
物によって、断捨離をしやすい物とそうで無い物があります。
成果をなるべく早く実感する為にも、『捨てやすい物』から取り組むのがおすすめです。
筆者は下記の手順で取り組む事をおすすめします。
より具体的な断捨離方法は『断捨離マニュアル』でまとめているので下記記事を合わせてご覧ください。
保存版:断捨離成功マニュアル
2-5:整頓と収納を行う
物をグッと減らす事ができたら、最後は整頓と収納を行いないます。
この際におすすめなのが『誰でもできるぐらい簡単な収納』を心がける事です。
サポーターがいなければできない収納はしない方が吉。
誰だって簡単にできる収納だからこそ、依頼者の独り立ちに繋げる事ができるわけです。
収納家具や収納グッズを増やしてはいけない理由(デメリット)
【クリックで開くよ】その理由とは?
理由①:掃除が複雑に、大変になる
収納家具や収納グッズが有る場合と無い場合では『掃除の手間(難易度)』が大きく変わります。
- 棚ごとにホコリがたまったり、
- 細かな溝にホコリがたまったり、
- とにかく掃除の手間と労力がかかるようになります。
例えば洋服の収納なら掃除の手間だけでなく、衣装ケース用いて畳んで収納すれば、折り目も付くし、劣化も早まるというデメリットも生まれます。
その代わりに全てハンガーに吊るすハンギングすれば、衣装ケースも必要なくなると同時に、衣装ケース内に溜まったホコリの掃除も必要なくなります。
筆者もワードローブは全てハンギングしています。
トップス類の収納はドイツのハンガーメーカーである『MAWAの滑り落ちないハンガー』がおすすめ。
パンツ類はトップスよりも丈夫なので、コスト面を考えて『MAWA』じゃなくてもOK。
筆者は下記のパンツハンガー使っていますが、丈夫さの割に安価なのでおすすめです。
もちろん洋服類に限った事ではなく、『整頓:綺麗に配置』してしまうと掃除の複雑さも比例します。
そもそも収納家具や収納グッズが無ければ、掃除も簡単にかつ短時間で終わります。
という事は『整理』、つまりしっかりと物を減らす事がやっぱり重要なんです。
理由②:物の管理が難しくなる
理由③で後述しますが、収納家具や収納グッズを増やすと物を収納スペースが増えるので、それに伴い物が増える原因になります。
単純に物が増えると管理が難しくなり、
- まだ残っているのに、調味料を買い足したり、
- 余分に余っているのにトイレットペーパーを買い足したり、
- 新品が残っているのに、靴下を買い足したり、
必要以上に物が増える原因にもなります。
備蓄といえば聞こえはいいかもしれませんが、備蓄はちゃんと必要量から逆算して行う方がいいでしょう。
収納グッズに頼る事なく、なるべく少ない物でシンプルに物を管理できる状況を作れば、無駄な買い足しも減ります。
理由③:物が増える原因になる
先ほどもお伝えした通り『収納家具がグッズが増える』と収納スペースも増えるので、物が増える原因になります。
あのスペースまだ空いてるし、これも買い足しておこっと
みたいな経験は誰しもあるかと思います。
そして、また収納スペースが減る⇨収納グッズを買い足す⇨物が増える・・・のループになります。
理由④:お金が減る
収納家具も『ニトリ』などに行けば『本当にお値段以上の価格』で購入できてしまいます。
特に収納グッズなどは100均にいけば、100円で購入ができてしまうのでついつい買ってしまいそうですが、グッと我慢しましょう。
理由⑤:処分が大変
簡単に購入ができるのに、処分するときは結構大変なんです。
特に収納グッズ自体に価値がつく場合も少なく、『フリマアプリ』などで売るのもなかなか難しいんです。
収納家具なら売れる場合もあるかと思いますが、送料負けする事も・・・
これから収納家具や収納グッズを購入している人は、処分の事までしっかり視野に入れて購入します。
特に今後引越しの可能性がある人は特に注意が必要です。
第3章:断捨離終了後のアフターサポート
具体的な現場サポートは以上ですが、大事なのは『綺麗になった状態をキープ』し続ける事です。
リバウンドせず綺麗をキープできて初めて成功といえます。
なのでアフターサポートもしてあげるとよいでしょう。
3-1:片付いた部屋を写真に残す
まずはその日綺麗になった状態を必ず写真に残しておく事をおすすめします。
もしまた部屋が乱れたとしても『この状態に戻せば良い!』という基準があるのとないのとでは大違いです。
1度ゴールを知っていれば戻すことは意外と簡単だったりします。
3-2:より良くする為の改善点を共有
サポーター目線でよりスッキリする為の改善点をいくつか提案してあげるのもおすすめ。
まだ綺麗になる余地があると思えるだけで、『もっと良い空間にしたいな〜!』と思ってもらう事ができます。
その感覚が部屋の綺麗を維持するモチベーションにもなります。
3-1:定期的に状況を確認してあげる
連絡のスパンはお任せしますが、定期的に現在の部屋の状況はどうなっているかを確認してあげましょう。
サポーターとしての『親身さ』も伝わりますし、依頼者もちゃんと綺麗を維持しよう!と思ってもらえます。
部屋が整うと人生は変わる。ちゃんとサポートできればとても感謝される。
- 丁寧な暮らしをしていれば、整理整頓が行き届いた空間になる
- 雑な暮らしをしていれば、空間も乱れる
これは当たり前の事です。
当たり前のことだけど、意外と意識している人は少なかったりします。
断捨離を行うということは、逆説的にですが『部屋を整える事で、精神状態も整える事』を目的にしています。
僕の体験談ですが、断捨離のサポートを成功させた事がありますが、依頼者さんにとても感謝されます。
まるで今までの依頼者さんが嘘だったかのように、綺麗な部屋の住人になっているんです。
そしてその状況に相応しい事がどんどん依頼者さんに舞い込んできます。
とてもスピリチュアルな内容かもしれませんが、本当の話です。
人生を変えるお手伝いができるで、大変かもしれませんが楽しみながらサポートをしてあげてくださいね。
本記事のまとめ
お疲れ様です。
以上が『ミニマリスト向け|友人や家族の断捨離のお手伝いマニュアルを紹介』でした。
最後に本記事の内容をまとめていきます。
マニュアルの目次
- 断捨離を始める前の事前準備
- 断捨離に必要なものを予め準備する
- 現状の悩みや問題点、生活スタイルをヒアリングする
- 問題点や改善点を伝える
- 理想の状態やゴールを擦り合わせる
- 断捨離の手順
- 不用品置き場を先に確保する
- 断捨離を円滑に行う為のルールを共有する
- ★サポートの際やってはいけない事を把握する(自分用)
- 『断捨離マニュアル』の流れで断捨離を開始
- 整頓と収納を行う
- 断捨離終了後のアフターサポート
- 片付いた部屋を写真に残す
- よりよくする為の改善点を共有
- 定期的に状況を確認してあげる