こんにちは!れおです!
本日のテーマは・・・【初心者向け】コーヒードリッパーの種類と選び方を解説です。
ハンドドリップコーヒーを始めたいんですが、ドリッパーをどれを選べばいいかわからないです。
コーヒーにハマれば自宅でできるハンドドリップコーヒーを始めたくなる方は多いかと思います。
だけど『どんな道具を購入すればいいのか?』悩まれる方は多いのではないでしょうか?
中でもドリッパー選びはコーヒーの香り味にも直結するので、慎重に選びたいポイントです。
本日はコーヒーを溺愛する20代夫婦がコーヒードリッパーの種類と選び方について解説していきます。
- コーヒードリッパーの種類を解説
- 代表的な3社のコーヒードリッパーの特徴を解説
- コーヒードリッパーの選び方
- 初心者におすすめのコーヒドリッパーを紹介
3,4分で読める記事です。
最後まで読むと『自分に好みに合わせたコーヒードリッパーの選び方』がわかります。
ぜひごゆっくりお楽しみください!
Contents
コーヒードリッパーの種類を解説
まずそもそもコーヒードリッパーとはどんな道具なのか?を解説します。
コーヒーの粉をいれたフィルターを、コーヒーカップやコーヒーサーバーに固定する器具のことです。
上記のHARIOのコーヒードリッパーは王道の形で、フィルターをセットしてコーヒーの粉に上からお湯を注ぎ、下の穴からカップやサーバーに落ちる事でコーヒーを淹れる事ができます。
コーヒードリッパーといっても形状やタイプは様々なモノがあります。
- 円錐型と台形型
- 溝の形
- 材質
- 自宅用とアウトドア用 etc…
選ぶドリッパー次第では『自分の好みのコーヒーの味を表現しずらい』事もあるので、しっかりとドリッパーは選ぶ様にしましょう。
それでは上記4つの項目事に特徴を解説します。
①コーヒードリッパーの形は大きく分けて2つ
コーヒードリッパーは大きく分けて下記の2種類に分かれます。
- 円錐(えんすい)型
⇨コーヒーが落ちる穴は大きく1つ、ドリップ時間が短い - 台形型
⇨落ちる穴は1つor3つ 形状的にじっくりと抽出するのでドリップ時間は長い
上記2つの形状の差は『豆の抽出時間とドリップの安定性』が関係します。
それでは、各ドリッパーの特徴を見て行きましょう。
①円錐型のドリッパーの特徴
円錐型のドリッパーの特徴は下記の通りです。
円錐型のドリッパーは台形型に比べて、お湯が落ちる穴が大きいので、お湯を注ぐスピードや量をコントロールする技術が求められます。
- 大きな穴が1つなのでドリップ時間が短い
- 抽出時間が短いので『コクよりキレ』のあるコーヒーができる
- 抽出時間が短い分雑味が少なくすっきりとしたコーヒーができる
- お湯が溜まりにくく、すぐに落ちる味を安定させるのが難しい
- ドリップ技術があれば、色んなテイストのコーヒーを表現できる
安定感を出すには慣れや技術が必要になるので初心者のうちは難しいドリッパーかもしれません。
しかしドリップの技術が向上すれば、湯量やスピードをコントロールする事で様々なテイストを表現する自由度の高さも良い特徴の1つです。
初心者〜上級者まで扱う事ができる人気のドリッパーです。
円錐型ドリッパーの王道は、HARIOのV60
1〜2,4,6杯用まで3サイズの展開。ソロでの利用から来客時大勢にコーヒーを振る舞うシーンまで、自分のスタイルにあった大きさを選べます。
価格も500円以下で買えるのに、作りはしっかりなので初心者でも気軽に購入できるのでおすすめです。

②台形型のドリッパー
続いて『台形型のドリッパー』の特徴は下記の通りです。
円錐型のドリッパーに比べて表現の幅は狭まりますが、『安定した味を表現しやすい』初心者向けのドリッパーです。
- お湯が溜まりやすく『濃く、ずっしり』としたコーヒーに仕上がる
- 苦味が強いコーヒーを表現しやすい
- 最もドリップを安定させやすいドリッパー
- 穴の数は『1or3』が主流で、落ちる速度に関係する
台形型のドリッパーは構造的にドリッパー下部に一度お湯が溜まって、ゆっくりと抽出しながらコーヒーが落ちる仕組みです。
なので円錐型に比べて抽出時間が長くなる為『ずっしりとコクのあるコーヒー』が好きな方向けのドリッパーです。
逆に言えばドリップスピードを上げる事は『一度お湯が溜まる構造上』できないので、すっきりとしたコーヒーが好きな方にはおすすめしません。
毎回同じ味を表現しやすいので、初心者向けのコーヒードリッパーです。
台形型ドリッパーのオススメは、Kalita コーヒードリッパー
こちらのドリッパーは4サイズの展開で、最大12人まで一気にドリップできるサイズもあります。
値段はHARIOと同じく500円前後で購入できるので、【苦くてコクのあるコーヒーが好きな人】はKalitaのドリッパーがオススメ!

③ドリッパーのリブ(溝)

ドリッパーの内側の溝もさまざまなものがあります。
直線のモノや螺旋状のものダイヤモンドカットが施されているものなどです。
リブによってドリップの際にお湯の流れが変わり、コーヒーのテイストにも変化が現れます。
プロの世界ではこだわる部分なのかもしれませんが、大きな差がでる部分ではないので特にこだわる部分ではないようです!
④ドリッパーの材質
ドリッパーの材質は大きく分けて、プラスチック製のものと陶器製のモノがあり、
両者のいい所をとったセラミックのモノなど、他にも掃除は必要だけど、フィルターと一体型のものなどがあります。
プラスチック製と陶器製の差は熱伝導にあります。
熱伝導率の差で生まれるのは、出来上がりのコーヒーの温度だけはありません。
コーヒーはお湯の温度によっても味が変わり、温度が高ければ苦く、低ければ酸味が強くなります。
ドリップ時に温度が変化する事は仕方がありませんが、材質によっては温度の変化をフォローしてくれるものがあります。
陶器の方が暖まりにくくその分冷めにくいので温度をキープでき、温度によって味わいが変化するコーヒーにはうってつけです。
その分価格が少し高かったり、割れるリスクなどがあります。
【コーヒーが冷めにくい!】陶器製のドリッパーのおすすめ

【軽く耐久性の高い!】セラミック製のドリッパーのおすすめ

【初心者におすすめ!】プラスチック製ならHARIOがおすすめ!

ドリッパーの定番メーカー3社をご紹介

コーヒーを入れるための道具を探していると、絶対に次の三社は目にする事になると思います。
- メリタ
- ハリオ
- カリタ
3社とも少し似た名前ですが、
その中でもメリタ社が世界で初めて、ペーパードリップを考案したドイツの企業です。
ハリオとカリタは日本企業です。
他にも様々なメーカーが色んな種類のドリッパーを販売していますが、定番は上記の3社です。
①メリタ式ドリッパーの特徴
メリタ式のドリッパーの特徴は、台形型で底には小さな穴が1つ。
後述するカリタ式は穴が3つ、ハリオ式は大きな穴が1つと3つの中で最もコーヒーが落ちるのが遅いドリッパーです。
その為コーヒーの抽出に時間がかかる為、ゆっくりドリップされるので、味のブレが少なく安定します。
またじっくり抽出される為、比較的どっしりと濃厚な味わいに仕上がります。
- 酸味より苦味が好きな人
- すっきりよりどっしり濃厚が好きな人
陶器製でコーヒーが冷めにくい最も安定感のあるコーヒードリッパー

割れる恐れもなくコスパ良しの安定感のあるコーヒードリッパー
②ハリオ式ドリッパーの特徴
ハリオ式のドリッパーの特徴は、円錐型で下には大きな穴が一つの構造です。
お湯をいれるスピードや量などドリップする人の技術が求められます。
3つのドリッパーの中で安定感を出す事が最も難しいドリッパーですが、その分自由度が高く様々なテイストのコーヒーを表現する事ができます。
台形型のドリッパーとは異なり、コーヒーが落ちる穴が大きく抽出時間が短くなる為、雑味が少なくすっきりとしたコーヒーに仕上がります。
- 雑味の少ないすっきりとしたコーヒーが好きな人
- 色んな豆を楽しみたい方
コスパ良しで初心者〜上級者まで使えるコーヒードリッパーです。

丈夫さと軽量性が魅力のコーヒードリッパーです

③カリタ式ドリッパーの特徴
カリタ式のドリッパーの特徴は、台形型で底には3つの穴があります。
そのため、抽出速度は遅くもなく早くもないので、3つの中でも比較的バランスの取れたドリッパーです。
安定感とカスタマイズ性の両方を備えた使いやすいドリッパーです。
- 苦味・酸味どちらのコーヒーも好きな人
- ドリップの安定感も自由度も欲しい人
初心者向けの台形型ドリッパーならコスパ最強なのでコレがおすすめ!

コーヒーの冷めにくさと高級感が人気のドリッパーです。

オススメのコーヒードリッパーの選び方

自分にあったコーヒードリッパーの選び方の第一歩は、まずは自分がどんなコーヒーが好きなのかを把握する事が重要です。
- 苦味が好きか?酸味が好きか?
- コク重視か?キレ重視か?
- ライト(軽い)かフルボディ(ずっしり)か?
とは言え、どれを選んでいいかわからない!そんな人はまず1番初めに選ぶドリッパーは『HARIO式のものがベストです。』
何故ならHARIO式は自由度が高く、安定させるには技術が入りますが、苦いコーヒーも酸味が強いコーヒーも入れる事ができるドリッパーです。
材質も陶器やセラミックなど様々なものがありますが、まずは安価で手に入るプラスチック製のモノを選ぶのがおすすめ。

本記事のまとめ

お疲れ様です。
以上が【初心者向け】コーヒードリッパーの種類と選び方を解説!でした。
最後に本記事の内容をまとめていきます。
- ドリッパーは大きく分けて、円錐・台形の2種類ある
- 自由度なら円錐・安定なら台形
- コーヒーの好みから逆算して、ドリッパーを選ぶのがベスト!
- 初心者はまずはHARIO式がオススメ
- 材質は安価で手に入るプラスチック製からスタートしよう!
以上が今日のまとめ!
ハンドドリップで入れるコーヒーは奥が深くてとても楽しい!
手間暇をかけてコーヒーを入れる分、何倍も美味しく感じる事ができるのが何よりも魅力です!
実際にコーヒーを溺愛する筆者が使っているコーヒー道具一覧は下記記事でご紹介しているので合わせてチェックしてみてくださいね!
以上でおわり!それではさようなら〜!